にじ色クラス担当の小島です
11月のメニューも発表になりましたね
今月は切りものもあるし、
何と言っても子供たちが大好きな
「こねる」 作業があるので、
盛り上がるだろうな～とすでにワクワクしております
寒い時期にぴったりですし、
すいとんの大きさや形によって味の染み込みに変化があるので、
食べていても味わい深く
お子さんとお話ししながら食べるのも楽しいと思います
さて、ここでちょっと話は変わりますが・・・
にじ色を創設するに先駆けて
放課後デイなどで行われている調理実習に
月1回程度ですがお手伝いに行かせていただいています。
視覚的に分かり易い
作業工程の 「見える化」 であったり
レシピ本や一般的な調理法とは違うけれど
作業を簡素化するための工夫など
色々と学ぶ事は多いです。
そして何より、支援員さんとお子さんたちの
生きた会話、言葉がけに
鳥肌がたつような感動を覚えることもしばしば
ある日の調理実習にて。
その日はかぼちゃのベビーカステラをたこ焼き器で作る実習でした。
ホットケーキミックスを使い、
潰したかぼちゃと牛乳、油を混ぜて焼くという工程です。
まずはかぼちゃに牛乳を少しずつ混ぜ、溶きのばす作業を行っていたＡ君。
隣には少し大きいＢ君もいて、同じ作業を隣で行っているのを私は見守っていました。
少しＡ君、力が入りにくそうだな・・・と思っていた矢先、
自分からボールを思い切り、床にひっくり返しました。
結構な強い、意思のある力の入り方だったと思います。
私は思わず「大丈夫？」ととっさに言葉がでましたが、
すぐにその子の担当指導員さんが飛んできて、
「困っていたんだね。辛かったね」
と、声を掛けたんです。
その時のその子の顔。
ぐしゃっと潰れて、堪えていた涙を
ぽろぽろ流し始めました。
隣のお兄ちゃんは、どんどん進めちゃう。
僕はやってるつもりなのに、上手くいかないな。
このままだと、置いていかれちゃうかな。
どうしよう・・・
そうしたら、どうしていいか分からなくなって、
もうやめたくなって、ボールをひっくり返してしまったようなのです。
その気持ちをすぐに救ってくれたのは、
指導員さんの共感の言葉でした。
作業を一生懸命やろうとするがあまり、
困っている自分に気付けなかったんですね。
ひとしきり一緒に話を聞いた後は、
上手に気持ちを切り替え、
ボールをひっくり返すのは良くなかったね、
じゃあ どうしたらよかったかな、ということを話しながら
サポートをしながら作業は進み
試食は全員で食べる事が出来ました。
気持ちに共感する、
心に寄り添っていく
相手を理解し、自分の事も知ってもらう
コミュニケーションを円滑にするには、必要な事ですが
それを発信していく能力は
子どもの皆はまだまだ育つし、
少しずつでも
ゆっくりでも 必ず伸びていくもの
上手くいかないシーンや
困ること、イメージと違うこともたくさんあるし、
その時感じる もやもやした気持ちは嫌に感じるかもしれないけれど
その時誰かが介入することで
許せたり 気持ちを受け入れるのが楽になるならば
そんなお手伝いをしていきたいな、と
強く思った出来事でした
【にじ色クラス】
通常のクラスよりも、少人数だけど講師が２名で完全サポートするクラスです
◯凸凹ちゃん
◯小さくて付きっきりのサポートが必要なお子さん
など、どんなお子さんでもご安心ください
次回
11月24日（土）
９時半～１１時
１１時１５分～１２時４５分
料金２８００円
対象：３歳から小学生
最初の１時間はお子様のみをお預かりして調理
その後ご家族と一緒に試食して解散となります
ご予約は下記のホームページより
にじ色クラス特徴 その１・・・★
にじ色クラス特徴 その２・・・★
にじ色クラス講師の想い その１・・・★
にじ色クラス９月の様子・・・★
にじ色クラス10月の様子・・・★
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１２月２３日（日）
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詳細はホームページにて
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