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にじ色クラス 2月レッスンレポ

こんにちは!にじいろ担当小島です。

 

一年で一番寒い時期ですが、体を内側から温める料理が美味しい時期ですね。

 

 

今月は優しい味が嬉しい、出汁から取るけんちん汁をみんなで作りました。

 

発達凸凹ちゃん大歓迎の子ども料理教室 にじ色クラス けんちん汁作り

今月のコンセプトは

「様々な食材の固さを感じ取り、力加減を調整しよう」


けんちん汁では色々な種類の野菜を使いますが、一口に根菜といっても固さが違うのに気がつくと思います。

 

ごぼうは細いけど、なぜ固いんだろう?

にんじんと大根ではどうかな、と沢山質問を投げかけていきました。

 

 

 

力任せに切るのではなく、包丁の正しい使い方をしっかり理解しながら進めていかないと、手も疲れてしまいますし、効率よく進めていくのも大変です。

こんにゃくも皆にちぎってもらいます。

弾力があるのでただ引っ張るだけでは千切れません。

 

手首を軽く捻るような動きを練習してもらいたいと思い取り入れましたが、やってみると案外大変!

 

 

「この粒々って何?」「こんにゃくって何から出来てるの?」「切ればいいのに、なんで千切るの?」と皆の質問が止まらなかったです。

 

1人の疑問から、思ったことを全員で共有し、さらに各人からも質問が出ることにより、沢山の知識の引き出しが増えていきます。

 

これは皆で料理しているからこその時間!

こういう対話をレッスンではとっても大切にしています。

 

 

 

 

出汁は煮干しと昆布で今回取りました。

 

煮干しの下処理を初めてするドキドキで緊張する子も居れば、深海魚みたい!と大喜びする子も。

 

煮干しは事前に水につけておきたいので、今回は自分でデモで行ったものは持ち帰ってもらいました。「そのまま食べてみたい!」「水につけておくとどうなるのか観察したい〜」とイメージを膨らませていました。

 

頑張って野菜を切り、美味しそうな出汁が取れて煮込んでいる間はおにぎり作り。

 

三角に握る方法を伝えながら、ここは皆のイメージにお任せ。

 

兄弟が小さいから、小さいのを沢山作る!

 

僕はこのご飯でおっきいのを1つにして、山のてっぺんをかじってみたい、など、思い思いに形を作る姿が見られました。

 

温かい汁物とおにぎりは、飾らない日常の料理ですが、やっぱり食べるとホッとする。出来立ての料理を大切そうに早く食べたい〜と嬉しそうにしてくれる子供達に、今回も温かい気持ちにさせてもらいました。

 


次回はにじ色クラス3月5日にお待ちしていますね!

 

 

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発達凸凹ちゃん対応子ども料理教室 にじ色クラス