こんにちは。
来月のキッズ料理教室はお祝いメニュー&出汁を楽しもう!です
一見、難しそうですが、実は簡単なので、ぜひ知っていただきたいとメニューに取り入れました。
今回の中心は出汁です。
保護者さんからも出汁の取り方を教えてほしい!という要望が多く、今までも時々レッスンで行っていますが
一言で出汁と言っても実に様々な方法があります。
今回は、出汁の基本と言われる、昆布とカツオの1番出汁を取っていきたいと思います。
出汁は時間がかかるものの、工程はシンプルです。
美味しく取れた出汁はとても香りがよく、そのまま飲んでも美味しい。
もちろん、普段は出汁の素でも良いけれど、お正月など特別な時は、ゆっくりと出汁を取り、料理を楽しむ心を育んでいけたらいいな、と思っています。
ちなみに、レシピ通りに出汁をとったけれど、薄い、美味しくない、と感じたことがあると思いますが、その原因はおそらく一つだと思います。
レッスンはお子様のみの参加ですが、美味しく出汁をとる簡単なコツを保護者さんへのお便りに書いてあるので、楽しみにしていてくださいね。
それと、今回は一番出汁ですが、鰹節を大量に使うので、普段は躊躇しがちです。
そこで、来月は、普段使いにピッタリな昆布と煮干しの出汁の取り方を行いますので、来月もこうご期待!
出汁の話が長くなりましたが、美味しく取れた出汁を使って2品作っていきます。
まずは茶碗蒸し
画像は容器に入っていますが、今回作るのは、
容器がいらない茶碗蒸しです。
ちょうど良い器がないから作れない
火加減が難しいから作れない
という声をききますが、今回作る方法は
容器無し!
失敗知らず!
の茶碗蒸しなのです。
作り方もとても簡単なので、ぜひ知っていただきたい一品です。
そして、もう一品は、えびのうま煮
子ども達は、なかなか生の有頭エビを触る機会がないと思うので、じっくり観察したり、触る時間を作りたいと思います。
背ワタとりにも挑戦します!
もちろん、触りたくない子は無理はしませんが、調理前の食材を知ることはとても大切な事。
『気持ち悪い』と思ったとしても、その気持ち悪いと思っているものをきれいにして、調理してくれる人がいるから美味しく食べられるのだと、気づくきっかけになると良いな、と思います。
最後は、赤飯
蒸して作る方法もありますが、今回は炊飯器で作ります。
何年か前にもレッスンで行ったので、復習になる子もいますが、お祝い事には欠かせない赤飯をもっと身近に感じてほしいと思います。
ちなみに、赤飯は各家庭や地方によって、豆の種類が違うそうです。
今回は、一般的に多い小豆の赤飯ですが、もしかしたら普段ご家庭でなじみのある赤飯と違うかもしれませんね。
そんなご家庭では、同じ料理でも違いを発見する良い機会です。
料理は、たとえ同じ料理名でも、地域家庭により、味も具材も食感も違います。
そんな気付きと、料理には正解も不正解もないので、失敗を恐れず楽しんでいいんだよ、と伝えるきっかけになるといいなと思います。
以上の3品を作ってお持ち帰りをするので、楽しみにしていてくださいね
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